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東方通信社発行 学苑報
世界中で「春節」モード 旧正月を楽しむ国が増加中 |
2016年 2月 10日(水曜日) 00:15 | |||
中国の旧正月・春節独特の心温まる風習が世界各地の人々の間にも広まり、13億の中国の人々が伝統的な祝祭日・春節(旧正月)を祝うこの瞬間、アメリカ、オーストラリアなど世界各国でも、申年の到来を喜ぶ人々らによる祝賀の花火が上がっています。 アメリカ・ニューヨークのタイムズ・スクエアでは、スクリーンに申年の到来を寿ぐ映像が流され、世界各地からの観光客の目を集めています。ロンドンでは、屋内ショッピングモールとして欧州最大の規模を誇るウェストフィールドで、獅子舞や書道の披露など、一連の祝賀イベントが催されました。また、カナダ、フランス、アメリカ、シンガポールの郵便局は、申年にちなんだ干支切手を発行しました。 ここ数年、中国人だけでなく、世界各地の人々が中国の新年を祝うようになってきました。フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグ氏も、家族とともに新年を祝う映像を公開し、中国語で挨拶したほか、娘さんの中国語名を紹介し、中国系アメリカ人である奥さんの家族と一家団欒の時間を楽しんだと伝えています。 申年の新年に当たり、グリーティング・メッセージを発表する外国首脳や国際機関の高官も増えています。その中でも、ユネスコ(国連教育科学文化機関)のイリナ・ボコヴァ事務局長はパリの本部でメッセージを発表し、「中国の春節は、ユネスコでも伝統的な祝祭日になっている。これは中国の文化が世界に捧げる彩りだ。春節は、中国のカラーを世界にアピールする機会であり、世界の国々にも楽しんでもらいたい」と述べました。(MOU)
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