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東方通信社発行 学苑報
米経済学者、「為替レートによる対中制裁は危険」 |
2010年 10月 01日(金曜日) 15:08 | |||
アメリカ下院がこのほど可決した対中制裁法案に対し、アメリカの経済学者は「為替レート問題を利用した対中制裁の可決は極めて危険な行為で、米中両国は現実的な態度で紛争を解決すべきだ」と指摘しました。 シンクタンクのブルッキングス研究所のケネス・リバソール氏は30日中国メディアの取材を受けたとき、「米中両国は貿易と経済では緊密な 関係にあり、紛争が起こるのは避けられないことだ。しかし、それぞれの立場や理由があるとはいえ、いったん貿易戦争が起こったら、双方にとっても災難であ ることから、これを避けるように両国は努力しなければならない」と述べています。 ノースウエスタン大学のベサンコ教授は「対中貿易制裁はよい措置ではない、アメリカにとってはこれを危険を冒してまでやることはない。オバマ政府はこれに慎重に対応すると信じている」と述べています。(訳:FUYING)
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