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東方通信社発行 学苑報
ロシア、森林火災面積が半減 |
2010年 8月 12日(木曜日) 16:33 | |||
森林火災が続いているロシアでは11日の時点で、消火作業に明らかな進展があり、火災面積は最初の半分に減らされました。現在のところ612ヶ所、およそ9万2700ヘクタールの面積で火災が続いています。 ロシア非常事態省によりますと、最も被害が大きかったロシア中部とボルガ川沿岸では、火災面積が大幅に減っています。一方、火災の勢いが 弱まっていた西部のモルドビア共和国では、猛暑の影響で再び燃え広がり、火災の面積は49ヘクタールから447ヘクタールに増えました。モスクワ市では 10日夜、雨が降り、大気中の有害物質の濃度が大幅に下がったものの、最高気温が30度を超える猛暑が続いているということです。 ロシアの火災に対して、国際社会は支援を強化しています。フランスは消防用の航空機を派遣しており、アメリカは5万ドルの支援金を出して います。中国は100万ドルの資金と2000万人民元(約2億5000万円)相当の救援物資を提供しています。また、国連のパンギムン事務総長は、必要な あらゆる援助を提供すると表明しています。(鵬)
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