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東方通信社発行 学苑報
衛生省、粉ミルクによる「幼児早熟事件」で談話 |
2010年 8月 10日(火曜日) 17:56 | |||
あるメーカの粉ミルクを飲んだ女の赤ちゃんに性的早熟現象が見られたという報道について、中国衛生省の鄧海華報道官は10日の記者会見で、「衛生省は、湖北省の関係部門ができるだけ速くこの事件を調査して適切な処理をほど こし、その結果をできるだけ速く公布するよう指示した」と述べました。 伝えられるところによりますと、湖北省食品安全監督管理指導グループはすでに、地元の関係機関に調査と処理を指示しており、関係部門は、 この製品のサンプル検査を行い、専門家を組織して、この赤ちゃんへの診断を行うと共に、この現象と粉ミルク食用との関わりについて調査を行なっています。 鄧海華報道官は「専門家は幼児の性的早熟の原因は複雑だとしている。その絶対多数の発病原因が不明である。患者と特定の食品、あるいは環境とのかかわりは今のところ断定できない」と述べました。 乳製品の安全確保のため、2008年から中国は「乳製品品質安全監督管理条例」を実施し、薬品使用期間の乳畜からの生乳の販売、買付けと加工を禁止することを明確にしています。(翻訳:トウエンカ)
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