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東方通信社発行 学苑報
北京不動産取引件数、過去10年最低 |
2011年 12月 05日(月曜日) 13:03 | |||
北京不動産トレード管理網の最新データによりますと、今年の11ヶ月の間で北京で取引された商品住宅の総面積は819万平方メートルで、前の年に比べ27%減少し、過去10年の取引面積の中で最も少なくなりました。 取引件数減少の主な原因として、北京中原市場研究部の張大偉氏は「調整政策の実施が続くにつれ、市場が価格の下落に大きく期待している。価格は下落しているが、値上がりの可能性がある不動産しか買わないという人々の心理が、取引の妨げになっている。そのほかにも、購入の制限政策やローン政策の縮減などで、取引件数も影響を受けている」と述べました。 商品住宅の取引が減少する中、商品住宅の在庫の圧力が大きくなり、不動産会社は在庫処理のために、価格を下げて取引を行っているということです。最新の取引データによりますと、11月の北京の商品住宅の取引価格は1.99万元/平方メートルで、前の月に比べ2.8%下がり、北京の商品住宅の取引価格で始めて2万元を切ったということです。 これに対し、中国社会科学院の曹建海教授は、「12月以降、北京の不動産価格は更に大きい範囲で、大きな価格下落の見込みがある。住宅の90%以上、特に新たに販売される商品住宅などにその傾向が見られるだろう」と述べました。
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