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東方通信社発行 学苑報
チベット、生態安全障壁の保護と整備を強化 |
2011年 9月 05日(月曜日) 21:29 | |||
チベット自治区は、2011年から2015年までの第12次5ヵ年計画期間中に、自治区内の生態安全障壁の保護と整備に力を入れます。計画では、現在、自治区の30%以上を占める砂漠化の激しい草地を2015年までに効果的に整備し、大河川とその支流および水源、重要な湖、湿地生態系の退化を食い止め、生態環境の管理システムと管理ネットワークを整え、生態環境と経済社会との調和を図ることになっています。 2009年2月、国務院常務会議で、「チベット生態安全障壁保護・整備計画」が採択され、生態安全障壁プロジェクトが、国の重点生態プロジェクトに定められました。実施期間は2008年から2030年までで、投資総額は155億元にのぼります。 計画が実施されてから、天然草地保護プロジェクトによって草原生態環境が改善され、草原の生産力が明らかに上がっています。現在、チベット自治区の大部分の森林、河川、湖、草地、湿地、氷河、雪山、野生動植物などは、どれも保護がうまくいっています。
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