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Home China Online CRI 習副主席、中日間の戦略的互恵関係を楽観視
習副主席、中日間の戦略的互恵関係を楽観視 印刷
2011年 7月 05日(火曜日) 15:46

中国の習近平国家副主席は4日北京で、中国を訪問した日本の松本剛明外相と会談し、「中日関係の発展は両国と両国国民の根本的利益に合致するものであり、これはアジアと世界の平和で安定した発展にプラスであり、両国の戦略的互恵関係の前途は明るい」との考えを示しました。

習副主席は席上「中日両国には2000年の友好往来の歴史があり、両国民間の友好往来の基盤はしっかりしている。現在、両国は相手側にとっては互いに経済協力と貿易のパートナーとなっていて、相互の依存度は日増しに緊密になり、協力のスペースは絶えず広がっている。両国はアジアひいては世界の平和と発展の維持と促進では重要な責任があり、国際問題や地域問題の解決では幅広い共通の利益を持っている」と述べました。

習副主席はさらに、この3月、日本で起きた大震災と津波により多くの死傷者と経済的損失が出たことに触れ「友好的な近隣国である中国の国民は日本国民の痛みや苦しみを自分のことのように感じている。中国の政府と社会各界は様々な形で日本を支援していく。日本国民が絶え間ない努力を通じて困難を乗り越え、復旧に取り組み、日本の経済と社会の新たな発展を推進していくものと信じている」と話しました。

これに対して松本外相は、中国の首脳と中国国民からの日本に対する慰問と支援に感謝を示し、これを励ましとして震災後の復旧活動における協力を含む各分野での活動を強化し、さらに日中間の戦略的互恵関係を絶えず推進していたいとの考えを示しました。(