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東方通信社発行 学苑報
中国消費市場回復 海外企業が自信持つ |
2020年 11月 09日(月曜日) 19:27 | |||
国家統計局によりますと、1月から9月までの社会消費財小売総額は27兆3324億元に上りました。うち、第3四半期(7~9月)は前年同期比0.9%増となり、今年に入ってから初めてプラスになりました。 中国消費市場が第3四半期、世界の先頭に立ってプラス成長に転じたことを受け、上海で開かれている第3回中国国際輸入博覧会に参加した海外企業は中国消費市場の潜在力に期待を寄せています。 ロレアルグループは5日からライブコマースを数十回実施しています。ロレアル中国コーポレート・コミュニケーション部の陳佳祺部長は、「新型コロナウイルスの感染拡大でネット通販は中国市場での成長を牽引する主な力となった。ライブコマースのような非接触式ショッピングへの消費者の憧れが拡大しつつあることを受け、オンラインとオフラインを融合する販売に取り組み始めた。業績の力強い成長を実現させたい」と語りました。 輸入博現場のライブコマース BSH Hausgeraete GmbH中国キッチン家電製品事業部のクリストフ・イェーガー副部長は「今年に入って非常に困難な状況にあり、世界経済は大幅に縮小した。一方、中国では新型コロナウイルスの感染が効果的に抑制され、経済も著しく回復しているため、1月から9月までの中国での業績は19年より拡大した。今年、中国市場で成長を迎えることを予想できる。持続的な成長であることを確信している」と語りました。 米国カーギル社が開発した「植物肉」は今回の輸入博で最もホットな食品となり、カーギルタンパク中国の陳冕社長は「植物肉の中国市場進出はタンパク質に対する中国人の需要の多様化に応じるものである。中国の消費者は異なった選択肢に憧れているため、今後の中国には植物性タンパク質の大きな市場があると信じている」と語りました。 今回の輸入博に参加した海外企業は、「中国の消費の拡大と質的向上および『二重循環』の成長モデルの推進により、消費の潜在力がよりいっそう引き出されることになる」と見ています。
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