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東方通信社発行 学苑報
米前FDA長官:中国の検疫措置、米国では不可能 |
2020年 10月 16日(金曜日) 14:22 | |||
米国食品医薬品局(FDA)の前長官スコット・ゴットリーブ博士は現地時間13日、メディアの取材に対し「米国では中国のような厳しい検疫措置は絶対にできないだろう」と述べました。 青島(チンタオ)市はこのほど、新型コロナウイルス感染者が12人確認された後、全住民900万人を対象とする検査を5日間で実施する計画を立てました。このことに驚いたゴットリーブ博士は「中国は感染の再拡大を防ぐことができる。こうしたやり方は、米国では不可能だ。我々にはその能力がない」と述べました。 また、チンタオ市の検査についてCNNの報道は「こうした積極的措置により、中国での新型コロナウイルス感染者の増加は非常に低い水準を保っている。人々は通常の生活を取り戻し、10月初めの国慶節の大型連休期間には延べ6億人以上が外出した」と伝えました。 BBCは「中国は現在、感染の拡大を完全に抑えることができる。それに対して、その他の国々では感染者が増加の一途を辿っており、非常に対照的な結果となっている」と述べました。 「ジャパンタイムズ」は「中国が講じている厳しいウイルス対策は、生命、ひいては世界に対する責任感を示すものだ」と評価しました。
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