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東方通信社発行 学苑報
CRI時評】世界に必要とされる国連の姿とは |
2020年 9月 24日(木曜日) 08:24 | |||
「新たな情況と新たな課題に直面し、我々は真剣に考えなければならない。世界はどのような国連を必要としているのか?ポストコロナの時代、国連はどのような役割を発揮しなければならないのか?」中国の習近平国家主席は21日、国際連合創設75周年を記念するハイレベルサミットでこのような「時代の問」を提起した。 国連は過去75年間、かけがえのない役割を果たしてきた。幾多の試練を重ねて、70億以上の人々がより良い暮らしに対する期待を寄せており、国連憲章は依然として世界平和と発展の重要な保障だ。現在、世界は百年未曾有の大変局に直面しており、新型コロナウイルスの世界的大流行がこの変化に拍車をかけている。保護主義、一国主義といじめ的行動が抬頭しており、世界はこれまで以上に強力な国連を必要としている。 習近平主席は大国と小国の相互尊重と一律平等を強調し、協議・協業・共有を堅持して国連における発展途上国の立場と発言権を的確に向上させることを強調した。多国間主義を実践する鍵は行動だ。安全保障、開発、人権などの分野におけるグローバルな課題に直面し、習近平主席は国連が「行動に焦点を当てる」べきであると強調し、国連の活動の優先事項として公衆衛生などの非伝統的な安全保障の課題に対応し、生存権と発展権の保護と促進をいっそう重視することを指摘した。 「我々は一貫して多国間主義の実践者になる」これは習近平主席が世界に向けて発した断固たるコミットメントだ。中国は新しい基準に立ち、公平を要点として、人類運命共同体の構築を推進し、世界のさらなる団結と進歩の実現に取り組んでいく。(CRI論説員)
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