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東方通信社発行 学苑報
国際組織、WHOへの支持表明相次ぐ |
2020年 4月 09日(木曜日) 18:24 | |||
米トランプ大統領は8日、ホワイトハウスで行われた記者会見で、引き続き世界保健機関(WHO)を非難し、WHOへの資金援助を取り消すことを考えていると示しました。また、ポンペオ国務長官も「WHOは職責を果たせなかった」と非難しました。これに対し、国連とアフリカ連合(AU)はいずれもWHOへの支持を表明し、「世界が団結して新型コロナウイルス感染症と戦うよう」呼びかけています。 国連のグテーレス事務総長は8日声明を発表し、「世界保健機関は、支持を受けなければならない。このことは、世界の感染症との戦いに極めて重要である」と指摘しました。そのうえで、「いまは団結が必要な時で、国際社会が一丸となってウイルスの蔓延とそれによってもたらされる破壊的な結果をくい止めていく必要がある」と強調しました。 また、アフリカ連合(AU)は8日、世界が一致団結して感染症と戦うよう改めて呼びかけました。AUの輪番議長国である南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、「このような時期において、全世界は感染症に打ち勝てるよう一致団結して取り組んでいくべきだ」と指摘しました。 WHOのテドロス事務局長も8日行われた定例記者会見で、「新型コロナウイルスの政治化」というやり方を隔離させるべきだと話し、「新しく現れたこの危険なウイルスを前に、それを政治化したり、政治の点数を稼ぐための道具にしたりしてはならない」と訴えました。
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