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東方通信社発行 学苑報
火神山病院で最初の新型肺炎患者の治療開始 |
2020年 2月 04日(火曜日) 20:30 | |||
10日間で完成した火神山病院は4日、最初の入院となる新型肺炎患者に対して治療を始めました。 病床数1000床を有する火神山病院は、外来診察は設けず、新型コロナウイルスの感染が診断された患者を収容・治療しています。院内には集中治療(ICU)エリア、重症者用エリア、一般エリアを設置し、感染の抑制、検査、特殊診療、放射線診断などが行える補助施設も設けられています。現在、軍から派遣された医療関係者1400人が医療任務に当たっています。 火神山病院薬局の責任者・季波氏によりますと、感染抑制やウイルス抑制薬品、生物学的製剤、救急薬品などを含む新型肺炎患者の治療用の薬品を備えているということです。 また、感染を防ぐため、病院内では医療関係者用と患者用の通路は完全に分けられ、医療関係者らに安全な医療環境を提供しています。さらに遠隔操作の診察システムを構築し、映像による遠隔診察を行うことができます。 一つの病室には2床のベッドが設置され、専用のトイレも用意されています。また、二層のガラスと紫外線システムからなる伝送キャビンがあり、患者用の食品と薬品は紫外線システムによって消毒され、感染を防止しています。 現在も建設が続いている雷神山病院には1600の病床があり、この病院でも同じく新型肺炎患者の治療にあたります。
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