2019年 7月 27日(土曜日) 14:52 |
上海市政府副秘書長と都市サービス保障指導グループ弁公室主任を務める尚玉英氏は26日、「上海市は現在、中国国際輸入博覧会が生み出すスピルオーバー効果(波及効果)を拡大させるべく、貿易促進と消費、開放、イノベーションのグレードアップを進める行動計画を制定している」と述べました。
この日、上海国家会展中心(国家エキシビション・コンベンションセンター)で開かれた記者会見で尚副秘書長は「第1回中国国際輸入博が開催され、すでにそのスピルオーバー効果が目立ちはじめている」と紹介したうえで、「第1回輸入博において、上海市は出展各社それぞれに合わせたサービスを提供し、6日間の出展に1年間の付加価値サービスを提供することを約束した。その一環として、『6+365日』という通年常設型の複数の取引プラットフォームを認可した。データによると、初回に認可された31のプラットフォームではすでに558社が展示を行っており、13,609点の商品、50億7000万元の取引が実現した。著しいスピルオーバー効果だ」と述べました。
尚副秘書長はまた、「輸入博のスピルオーバー効果を拡大するための中核的任務として、上海を長江デルタ地域と連動させ、全国およびアジア太平洋地域の輸入商品の集散地を作り上げていく」と強調しました。
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