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東方通信社発行 学苑報
春節期間中の中国人観光客はのべ4億人超か |
2019年 2月 08日(金曜日) 09:41 | |||
旅行サイトの「携程(シートリップ)」によりますと、春節期間中に観光に出かける中国人はのべ4億人を超え、このうち海外旅行をする人は700万人近くに達するとしています。国内の100余りの都市から国内外の900以上の場所に向かうとのことです。 また、同じく旅行サイト「途牛旅遊網」の広報部の趙爽さんは、「春節の5カ月も前に予約を入れた人もいた」と話しました。人気の目的地は、国内では海南省の三亜、広東省の広州、雲南省の麗江、大理などで、海外では温暖な東南アジアの島々などのほか北欧など寒冷地も人気を集めているとのことです。 そのほか、北京の冬のオリンピックを3年後に控えての雪景色の見物、また広州、深セン、香港を結ぶ高速鉄道や広東省珠海市、香港、マカオを結ぶ海上橋「港珠澳大橋」の開通によるグレーターベイエリア(広東・香港・マカオ大湾区)の観光も目を引いています。 さらに海外では、ビザの発給条件を緩和した日本とタイが人気の目的地となっています。日本では先月4日から、大学生や過去3年間で2回入国した中国人に対し、ビザを発行する際の経済力への基準が緩和され、タイではノービザでの滞在期間を30日以内としている策を4月30日まで延期しています。 春節期間中の旅行は家族連れがメインであり、一家そろってのお出かけでいつもと違う春節を味わうのが中国人の新たなスタイルになっています。
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