2017年 7月 20日(木曜日) 09:52 |
民用航空局が18日の記者会見で明らかにしたところによりますと、北京新空港のターミナルのスチールフレームが完成し、屋根部分と建築ガラスの取り付けが行われています。新空港は微粒子除去換気システムなどの新技術を導入する一方、路面交通や地下鉄建設などの面で、「雄安新区」の計画と建設との連動を保っていくとされます。
北京新空港は「大型国際ハブ空港」と位置付けられ、最終的には年間旅客利用量にして延べ1億人以上、貨物取扱量にして400万トンのニーズを満たせるようデザインされています。現在施工中の第1期工事は2025年の完成をめどにしており、年間の旅客利用量は延べ7200万人、貨物取扱量は200万トン、航空機の発着回数は62万回を目標としてデザインされ、滑走路4本に加え、4500万人の旅客量に対応可能な面積70万平方メートルに及ぶターミナルの建設が進んでいます。
また、スマートエアポート概念を取り入れる新空港では、IoT(モノのインターネット)技術とクラウドコンピューティング、個人用のスマート端末などを活用、セルフサービスデバイスの利用を含むインタラクティブな旅客向けアプリケーションの提供が予定されています。
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