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東方通信社発行 学苑報
第1回中米外交・安全保障対話、ワシントン開催 |
2017年 6月 22日(木曜日) 15:37 | |||
第1回中米外交・安全保障対話が現地時間の21日、ワシントンで始まりました。中米双方は両国関係、及びともに関心を寄せる国際と地域問題を巡って、意見を交わします。
中国は平和発展の道を歩み、協力ウィンウィンを中心とする新型国際関係と人類運命共同体の構築を推進しています。 一方、アメリカ側は「中国が急速な発展段階にあることを認識している。中国の発展を抑止したり、弱めたりする考えはない。アメリカは中国と協力を強め、長期的な関係を発展させたい。双方は対話と協力を通じて、アジア太平洋地域の平和、安定、繁栄を促進していかなければならない」と表しました。 中国は席上、台湾やチベット問題に対する原則と立場、アメリカが約束した問題を適切に処理することの重要性を強調しました。それについてアメリカは「一つの中国の政策を堅持する。チベットは中国の一部であり、中国を分裂させる行為を支持しない」と示しました。 朝鮮半島の核問題について、中国は半島の非核化、平和と安定を堅持し、交渉による問題解決の立場、アメリカによる高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備反対、停止と撤廃の要求を改めて強調しました。 また、南海問題について、中国は「南沙諸島、および付近の海域において揺るぎない主権を持っている。さらに中国は領土主権と海洋権益を保つための措置を取る権利も持っている。アメリカは主権問題の食い違いにおいて立場を持たないという約束を守り、中国の主権、安全、利益を尊重し、また地域諸国の交渉による問題解決の努力を尊重し、地域の平和と安定の維持に建設的な役割を発揮することを望んでいる」と強調しました。 双方は「第1回中米外交・安全保障対話は成果が表れている。今後もこのプラットフォームを生かし、相互信頼を深めて共通認識を拡大し、協力を促し、食い違いを管理して、両国関係の推進により大きな役割を果たしていく」との見解で一致しました。
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