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東方通信社発行 学苑報
2010年海峡両岸中山フォーラム、開催 |
2010年 12月 17日(金曜日) 17:19 | |||
「中山精神を発揚し、共に中華を振興しよう」と題する2010年海峡両岸中山フォーラムが16日、大陸の広州で開幕しました。出席者は、中山(孫文)精神を発揚することは両岸関係の平和な発展、中華民族の偉大な振興にプラスとなると一致して認めました。 孫中山先生は中国民主革命の偉大な先駆者であり、海峡両岸の同胞が共に尊敬する民族英雄でもあります。「中華を振興し、民族を復興する」 ことは、孫中山先生が生涯をかけて奮闘した目的であり、思想の核心でした。中国国務院台湾事務弁公室の王毅主任は、フォーラムの開会式で、「両岸の同胞は 孫中山先生の教えを銘記し、中華の振興を自らの任務として、全民族の立場に立って、両岸関係の未来を考えるべきだ。そして、歴史的な恩讐を超えて、相互理 解を深め、意見の相違を適切に処理していくべきだ。また、各分野における互恵協力を強化し、両岸関係の方向性をしっかりと把握し両岸関係が平和に向かって 良好に発展するようにしていくべきだ」と述べました。 中国国民党の蒋孝厳副主席は、この見解に同意し、「両岸は長年分かれていたが、中華民族の偉大な復興を実現させる中で、最大の努力を払っ て、祖国の平和統一を実現するべきだ。両岸は長期にわたって分離していたが、共通の歴史と文化を擁している。歴史は民族の根であり、文化は民族の魂であ る。これを踏まえて、私たちは共に努力し、中山先生が定めた目標を目指して勇敢に前進し、自ら絶えず努力し、未来を切り開き、中華民族の偉大な復興を求め ていくべきである」と述べました。 この3日間にわたるフォーラムは両岸中山大学、広東省海峡両岸交流促進会、台湾中華文化経済発展学会の共同主催によるもので、孫中山思想の研究に携わる両岸の学者200人余りが出席しています。(翻訳:董燕華)
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