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東方通信社発行 学苑報
就職調査、外資系企業は依然として超人気 |
2010年 12月 16日(木曜日) 15:28 | |||
中国の大手人的資源サービス会社「前程無憂(51Job)」がこのほど、「2010年中国で最も人気のある就職先」というアンケート調査を行いました。その結果では、中国人にとって、外資系企業は依然として最も人気のある就職先だということが分かりました。 「前程無憂(51Job)」の首席人的資源専門家馮麗娟さんによりますと、今回のアンケート調査は主にIT業、銀行業、不動産業、自動車 製造業という4大業界を対象に行われ、全国から7万以上の回答が寄せられました。それによりますと、55%の回答者は「就職の際に外資系企業を最優先に選 ぶ」と答えたのに対し、政府機関、国有企業、民間企業を選んだ回答者はそれぞれ11%、10%、9%を占めているということです。さらに、9%の回答者は 「就職先に拘らない」と答えました。 また、馮麗娟さんによりますと、賃金から見れば、いま、各所有制企業の所得格差がますます縮まり、一部の業界では、民間企業や国有企業の 賃金レベルは外資系企業を上回っています。しかし、外資系企業の管理制度が健全化され、多元化の人材育成計画や、簡単な職場の人的関係は依然として魅力的 だということです。 また、調査では、52%の回答者は「企業の知名度」を最も重視すると答え、7割の回答者は「企業の知名度は実力を意味し、高賃金につな ぐ」と見ています。さらに、一部の回答者は「就職先の福祉や仕事と生活のバランスを重視する」と答えました。また、3年間以上の職歴を持つ求職者は企業の 評判を最も重視するということです。
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