2017年 3月 16日(木曜日) 01:20 |
李克強首相は15日、北京で「グローバル化が一部の国から非難されたり、部分的に挫折している中、中国は一貫して経済のグローバル化を維持し、自由貿易を支持する立場に変わりはない」と強調しました。
李首相は、この中で「グローバル化は各国に利益をもたらしているが、若干の問題も生じている。しかし、それはグローバル化の問題ではなく、対応する際に発生した問題である。グローバル化と世界の平和・発展・協力は一体化していて、切り離すことはできない。自分だけがよければいいと言うのでは、何の問題解決にもならない。中国は世界各国と共に世界ガバナンス・システムを改善していきたい」と述べました。
また「中国は世界の多くの国々と同じく、グローバル化によって利益を受けている。もちろん、中国が絶えず対外開放を拡大し続けていることも原因の一つだ。振り返ってみれば、この数十年来、中国と世界各国は発展のチャンスを分かち合ってきたことが分かった」としました。その上で、「中国は、合意した地域貿易や合意の達成が期待されている地域貿易に対して開放的な態度を取っており、合意の達成を楽観視している。貿易自由化に有利なことであれば、我々は参加し、推進していくつもりだ」と述べました。
|