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東方通信社発行 学苑報
西アフリカ、「一つの中国」支持でさらなる動き |
2016年 12月 21日(水曜日) 21:33 | |||
西アフリカの島国サントメ・プリンシペが現地時間20日、台湾との断交を発表しました。これを受けて、外務省の華春瑩報道官は21日の記者会見で、「サントメ・プリンシペが台湾とのいわゆる『外交関係』を断絶すると決めたことについて、中国側は称賛し、『一つの中国』の原則の正しい軌道に戻ることを歓迎する」と述べました。
また、華報道官は『一つの中国』の原則について、「中国の核心的利益と13億の国民感情に関わるものである」と示し、「中国と世界各国が友好関係を維持する前提であり、政治的基礎だ」と強調しました。 華報道官はさらに、「周知の通り、1971年10月25日に採択された第26回国連総会2758号決議の中で、中華人民共和国政府の合法的権利の回復が明確にされた。その上で、『一つの中国』の原則は国際社会における普遍的な共通認識とされている」と述べました。 なお、国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は同日の定例記者会見で、「われわれの立場と態度を、外務省の報道官がすでに表明した。われわれは『一つの中国』の原則を固く守り、台湾独立を目論む分離主義勢力に反対する立場は変わらない。今後も、国際社会からの共通認識と支持が、ますます得られることだろう」と表しました。
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