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東方通信社発行 学苑報
中国側に越境したミャンマー国民 約3000人=外務省 |
2016年 11月 22日(火曜日) 23:17 | |||
外務省の耿爽報道官は22日、定例記者会見で、「現在、約3000人のミャンマー国民が、戦乱回避のため中国領内に入っている」とし、中国政府が中国領内に避難中のミャンマー国民を然るべき場所に収容していることを明らかにしました。
また、耿報道官は「現在把握しているところでは、約3000人余りの国境地区に居住していたミャンマーの人々が、戦乱回避のため、中国国境に入っている。人道主義の考えに基づき、中国の地方政府は避難民らを適宜収容し、負傷者は中国側の病院で治療を行っている。中国政府はミャンマーにおける戦争が終了し、情勢が落ち着き、ミャンマーの人々が一日も早く故郷にもどれるよう願っている」と述べました。 なお、耿報道官は「現時点で、ミャンマー北部における中国国民の死傷者に関する報告は、流れ弾に当たった一名を除き、報告されていない」とし、中国政府によるミャンマー政府への照会の情況を説明しつつ、「ミャンマー側の意思に基づくかたちで、ミャンマー国内の平和プロセスの推進に建設的役割を果たして行きたい」と述べました。
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