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東方通信社発行 学苑報
香港高裁、新人議員2人の資格取消しを判断 |
2016年 11月 16日(水曜日) 09:54 | |||
香港高等裁判所は15日午後、就任時に不適切な宣誓を行った2人の新人議員について「宣誓は無効であり、2人の議員資格は取り消される」との判決を下しました。 香港では梁振英行政長官と特別行政区政府が、就任時の宣誓で中国の国名を侮辱する言葉で表現し「香港独立」を唱えた2人の新人議員について高等裁判所に審査を求めていました。 高等裁判所は、「2人の新人議員が10月12日の就任宣誓の際に取った行動は、形式上、また内容の上でも、香港基本法第104条と『宣誓及び声明条例』によれば宣誓の拒絶を示すものである」と指摘した上で、法に基づき、10月12日付で2人の議員資格を取り消し、議員の身分で行動することを禁じ、再び宣誓することも禁止するとの判決を下しました。 香港各界はこの決定に尊重と支持の意を表し、判決は公平かつ公正なもので、今回の騒動の収拾につながるものであり、立法会の今後の運営にプラスになると見ています。
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