世界の四大会計士事務所の一つであるPwC（Price　Waterhouse　Coopers）が14日上海で発表した「自動車業界調査報告」によりますと、約3割の世界自動車業界のCEOは中国を2013年度の世界で最も重要な市場とみていることが分かりました。

この報告によりますと、約7割の自動車業界のCEOは一年以内に中国で自動車の生産企業を開設あるいは拡大するとの考えをもっており、約3割のCEOは一年内に業績を増加させる自信があり、中国市場での先行きは明るいとみています

また、ほとんどの自動車業界のCEOはマクロ経済要因に対し憂慮をしめし、特に不安定な経済成長と相場の変動に不安を感じているほか、エネルギーと原料などコストの問題にも懸念を抱いています。

PwCによる世界のCEOに対する年度調査は、68カ国の1330名のCEOを対象としており、うち自動車業界のCEOは32カ国の90名でした。