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東方通信社発行 学苑報
2000年前に巨大津波 南海トラフ、三重で痕跡 高知大など |
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2015年 5月 18日(月曜日) 23:42 | |||
高知大学などの研究グループが、三重県で約2000年前の巨大津波の痕跡を発見したと各紙が報じた。グループでは、静岡県沖から宮崎県沖にかけて延びる南海トラフで巨大地震が起き、過去約7300年間で最大の津波が東海から四国、九州に押し寄せたとみている。高知大の岡村真特任教授(地震地質学)は、この規模の津波は繰り返し起きているとみている。東海、東南海、南海地震が連動した1707年の宝永地震(マグニチュード8.6)が最大級とされてきたが、「宝永地震を超えるものがある」と警鐘を鳴らしている。高知大と名古屋大の研究チームは2013年9月と14年9月、三重県南伊勢町の座佐池と大紀町の芦浜池で約7300年前までの地層を採取し、約2000年前の津波で運ばれた砂の層を発見した。
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