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東方通信社発行 学苑報
「地下鉄サリン、教訓生かす」 サミット、五輪万全期す 西村危機管理監 |
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2015年 3月 16日(月曜日) 21:52 | |||
各紙によればオウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で20年を迎えるのを前に、1995年当時、警視庁で機動隊を運用し、オウムへの強制捜査に関わった、前警視総監の西村泰彦内閣危機管理監(59)がインタビューに応じた。「サリン事件の教訓を生かし、5年後の東京五輪や来年開催のサミット(主要国首脳会議)に向け、テロの未然防止に万全を期す」と語った。西村氏は警察庁出身。95年3月20日の地下鉄サリン事件当時は、機動隊を運用・指揮する警視庁警備1課長だった。警視庁警備部長や警察庁警備局長などを経て2013年1月から約1年間、警視庁の警視総監を務め勇退。14年2月から現職。サリン事件について「日本のテロ対策の局面が変わった」と振り返る。同事件まで、「警察は過激派の爆弾や迫撃弾、刃物を使った個人のテロ対策を進めてきたが、オウムでNBC(核・生物・化学兵器)テロが現実の脅威となった」と話す。
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