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東方通信社発行 学苑報
北米漂着の震災がれき、生態系への影響調査へ |
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2014年 4月 23日(水曜日) 22:16 | |||
環境省は、東日本大震災の津波でがれきに付着するなどして北米大陸に流れ着いた貝類や藻類が生態系へ与える影響について、6月にも調査を始めると各紙が報じた。米国やカナダの科学者と一緒に3年間かけて行う。漂着は今春から秋にかけて本格化する。動植物が津波によって「外来種」として悪影響を及ぼす可能性を探り、国内外での対策などに役立てたい考えだ。環境省の推計によると、東日本大震災の津波で海に流れ出た家屋や車などは約500万トン。このうち海底に沈まず漂流している木くずや漁具などは約150万トンに上る。海流の影響で、漂着は米オレゴン州からアラスカにかけて集中しているが、多くは海岸に放置されたままだという。
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