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東方通信社発行 学苑報
大震災時の陸を遡上する津波再現 電中研、千葉県で実験設備公開 |
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2014年 4月 23日(水曜日) 22:15 | |||
各紙によれば東日本大震災で陸上に遡上した津波を3分の1の規模で再現できる大型の実験設備が電力中央研究所の千葉県我孫子市内にある施設に完成し22日、報道陣に公開された。今後、防潮堤や鉄塔の耐久試験などに利用し、原子力発電所の津波対策に生かす。設備は長さ約20メートル、幅約4メートル、深さ約2.5メートルの水路と約650トンの水がたまったタンクとで構成、水を一気に流すことで最大流速毎秒7メートル、高さ約2メートルの津波を起こす。陸の津波は、浅く速い波から深くて遅い波へと複雑に変化する。今回の設備では、バルブやせきの高さを制御し、実際の津波に近い動きを再現するという。
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