「近江を制するものは、天下を制す」-。26日から全国ロードショーされる、司馬遼太郎原作の映画「関ヶ原」(原田眞人監督・脚本)。実際の合戦は、県境を越えた岐阜県が主戦地だったが、滋賀でも多く撮影が行われた。彦根城や比叡山延暦寺、愛知川など県内14カ所がロケ地として使用され、協力した市民からは「観光振興の起爆剤に」として、上映を心待ちにする声があがった。
東日本大震災をきっかけに滋賀県内の市民有志で始めた「びわこ☆1・2・3キャンプ」が今夏も県内で行われている。活動は今回で15回を数える。福島第1原発事故の影響に不安を抱く子どもたちを東北や関東から招き続けており、すっかり定着した。市民有志でつくる同キャンプ実行委員会が2012年3月から、福島県などの子どもを対象に実施している。春・夏休みの時期を中心に企画し、これまでに延べ600人以上が参加した。