群馬県の八ツ場ダム(長野原町)の建設事業で、ダム本体のコンクリート打設が12日にも完了する見通しとなった。国土交通省八ツ場ダム工事事務所と清水・鉄建・IHI異工種建設工事共同企業体(JV)が同日、打設完了式典を開く。ダムは秋から始まる試験湛水(たんすい)を経て、来年3月に完成する予定。計画発表から約70年が経過したダム建設事業は、総仕上げの段階に入る。
日本の伝統文化「和食」の魅力を発信しようと「和食サミット」が26日、料理の神様を祭る小山市の高椅神社で行われた。地域の食材を使い、職人の繊細な技が光る和食の作品が料亭ではなく参道にずらり。サミットは小山市と日本調理師連合会などが初めて開催。北は北海道、南は熊本と全国の職人が腕を振るった日本食、30作品が展示され、審査の結果、6作品が表彰された。
つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は31日、現行6両編成の車両を8両編成に増強する事業に本年度着手すると発表した。駅のホーム延伸などの工事を経て2030年代前半にサービスを提供する計画。TXは利用客の増加に伴い朝の混雑緩和が課題になっており、沿線自治体からも8両化の要望が出ていた。決定を受け自治体や利用者からは歓迎の声が上がった。
横浜中華街(横浜市中区)で楽しみながら、中国の伝統文化を学ぼう-。横浜中華街発展会協同組合は今月から、通年で「コンシェルジュと学ぶ横浜中華街ツアー」を始める。町の歴史や文化を発信する「横浜中華街コンシェルジュ」とともに食文化や伝統芸能を学びながら、ランチも満喫する。