中国西北部の新疆ウイグル自治区は今後5年間に自治区の貧困扶助開発に500億元の資金を投入します。
この資金の6割は特色を持つ産業の扶助、4割は住宅の修繕に利用されます。そのうち、新疆南部のカシュガル、ホタン、クズルス・キルギス自治州の貧困扶助に拠出する資金額は350億元に達しています。
今年、新疆ウイグル自治区は、100の貧困村および国境地帯にある17県の農村住宅、物資供給、医療衛生など公衆施設の建設を重点にしています。
中国の戴秉国国務委員は5日、昆明で開かれた第19回昆明輸出入商品交易会および第4回南アジア諸国商品展に出席しているラオスのソムサワート・レンサワット副首相と会談しました。
戴秉国委員は、「今年は中国とラオス国交樹立50周年である。両国関係は新しい歴史の起点に立った。中国はラオスと共に努力し、政治往来、実務的な協力、地域協力、善隣友好を強化し、両国の全面的な戦略協力パートナーシップの発展を絶えず推進していく。中国はラオスが来年、第9回アジア欧州首脳会議を主催することを支援する」と述べました。
ソムサワート・レンサワット副首相は、「ここ数年、両国の戦略協力パートナーシップは大きく発展してきた。ラオス政府と人民革命党は両国の関係を高く評価し、ラオスが勝ち取った建設の成果は、中国の支援があってこそだ。双方の政治信頼、経済貿易の実務的な協力は急速に発展してきた。中国企業によるラオスへの投資はすでに外国投資のトップとなっている。双方が共に努力し、両国協力の絶え間ない発展を推進していくことを希望する」と述べました。
中国外務省の楊潔チ外相は5日に、ハンガリーの首都ブダペストで南アフリカのマシャバネ南アフリカ国際関係・協力相と電話会談し、双方は「リビア問題は対話を通じて、政治的解決を図るべきだ」と見解の一致を確認しました。
楊潔チ外相は4日に、第10回アジア欧州会議(ASEM)外相会合に参加するため、ブダペスト入りしたものです。マシャバネ南アフリカ国際関係・協力相との電話会談で、楊潔チ外相は、「中国は南アフリカ及びアフリカ連合がこれに向けて行なった努力を支持する」と表明しました。