米国アップル社は25日、今年の3月31日までの第2四半期財務報告を発表し、営業収入は前年同期比59%増の391億8600万ドルに達し、純利益は94%増の116億2200万ドルに達したということです。そのうち、中国での営業収入は79億ドルとなって、過去最高を記録し、全収入の20%を占めました。
第2四半期でのiPhoneの販売台数は前年同期より88%増の3510万台、関連収入は85%増の226億9000万ドルに、iPadの販売台数は151%増の1180万台、関連収入は132%増の65億9000万ドルに達しました。
なお、第1四半期では、アップルは中国大陸、台湾、香港での売り上げが前年同期比で3倍に増え、79億ドルに達しています。主な理由は、iPhone 4SやiPad 2の売り上げが好調だからだということです。また、2011年の中国におけるアップルの営業収入は130億ドルでした。もし中国の移動通信事業者のチャイナモバイルとiPhoneに関する協力が進展を遂げるようであれば、中国はアップル社のグローバル市場に占める重要性がさらに重要になるだろうと見られています。
中国とロシアの合同海上軍事演習(「海上連合―2012」)に参加している艦艇編隊は26日午前、船舶の護衛や乗っ取られた船舶の救出、防空、対潜水艦などの演習を行い、実弾訓練が終了したということです。
24日から26日にかけて、中ロ海軍は3日間の実弾訓練を行いました。双方は、訓練のテーマを「海上合同防衛と海上交通の保護のための作戦」とし、海上交通の保護や防空、対潜水艦、捜索、補給、実弾射撃訓練などの演習を行いました。
同日午後、今回の演習は、海上閲兵という第3段階に入ります。双方の艦艇や戦闘機などが編隊し、観閲を受けます。
北京市の地下鉄当局は25日、メーデー期間中の3連休(4月29日、30日、5月1日)の輸送案を発表しました。これによりますと、メーデー期間中に地下鉄を利用する乗客は延べ2129万人に上る見込みだということです。そのうち、8号線(北京オリンピックの主会場が集中する地区を通過する南北走行の路線)と10号線(2号線の外側を走る逆L字型の形をした環状線)は共に35分間の延長運行が行われます。
関係者によりますと、4月29日と30日の二日は、国家スタジアムで大型イベントが開催されるため、8号線のオリンピックスタジアムセンター駅は午後4時30分から終電まで閉鎖され、8号線は64本、10号線は38本の列車が増便されるということです。
その他の路線は休日ダイヤで運行したり、増便をするなどの対応措置が取られるとのことです。
上海協力機構加盟国の国防相会議は24日から26日にかけて中国の首都北京で開かれています。中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンからの国防省の高官が会議に参加し、コミュニケを発表しました。
コミュニケは「上海協力機構加盟国では軍事情勢と政治情勢が非常に安定している。各国政府は発展を図り、協力を促進する政策や措置を取っている。しかし、テロリズム、分裂主義、過激主義、及び多国間犯罪などが相変わらず地域の平和に脅威を与えている。各加盟国の共同努力こそその挑戦に対応することができる」と指摘しています。
コミュニケはまた「2014年上海協力機構の加盟国の反テロ共同軍事演習を中国で行う」と発表しました。
悪天候でフライト欠航、首都国際空港で足止められた乗客と荷物
浅い川となった道路を走る乗用車
乾燥していた北京では24日の未明から春雨が降りましたが、この雨は今年に入って以来北京での最多降水量を記録しました。
関係者は今回の雨は、干ばつ状態を緩和させ、小麦の生長とトウモロコシの種まきにちょうどよかったとしています。
それによりますと、24日の雨は、今年春における北京で最大の降雨で、24日夜8時までの市内の平均降水量は23mm、郊外も含めた全市の平均降水量は26mmとなり、最多降水量は69mmに達し、その地点では豪雨レベルに至っています。
これで、今年4月の北京の降水量は40 mmを超え、従来の2倍となりました。専門家は、25日に北京は曇りから晴れに変わり、北風が吹くとしています。