第7回中国中部投資貿易博覧会が20日、湖南省で閉会しました。

主催側によりますと、今回博覧会では722の投資プロジェクトの契約が結ばれ、このうち、外資プロジェクは201件で、契約投資額は257億3300万ドルとなりました。

この博覧会は、中国の中部地域が連携して対外貿易協力を行う上で重要な場となっており、今回は対外貿易の契約金額が1億ドルを超えたということです。

今回は、「開放と奮起、グリーン開発」をテーマとしており、73の国と地域から723の代表団、約3万6000人がこれに参加したということです。

関係部門が明らかにしたところによりますと、中国は2015年までに27億元を投入し、地下水の汚染状況調査と評価活動を全面的にスタートさせます。

この地下水汚染防止活動は予防を重点として進められ、調査終了後、地下水水源の保護区域を定め、地下水補給源の汚染を防止していきます。

現在、中国の地下水の水質は楽観視できない状況です。『2011中国国土資源公報』によりますと、200の都市の4727カ所で行われた水質測定の結果、水質のレベルが"やや劣る"より低いケースが半数以上に達したということです。

北京市が主催する第3回首都青少年公益イベントが今月22日から27日にかけて行われます。

今回の公益イベントは主に青少年に対して行われ、期間中には、「善薪プラン」やボランティアキャンプ、法律教育講座など多様なイベントが行われます。そのうち、「善薪プラン」は北京市青年団および北京市青少年発展基金会が提唱する、個人寄付を主体とした新しい慈善方式で、中国国内では新しい形の公益慈善活動となります。そして、この「善薪プラン」に参加すると、毎月、個人寄付者の工商銀行や北京銀行の口座から、少なくとも1元以上の金額が自動的に北京青少年発展基金会に振込まれて、困っている青少年のために使われるということです。

中国の温家宝首相は17日、「中国はブラジルと共に努力して、両国の戦略的パートナー関係を一層推進し、中国とラテンアメリカとの関係を深めていくことを願っている」と述べました。

これは温首相がブラジルのルセフ大統領と電話会談を行った際に述べたものです。この中で、温首相は「来月ブラジルで開かれる国連持続可能な開発会議は世界の持続可能な開発をめぐる協力に契機を与えるものだ」として、「中国は積極的かつ建設的な姿勢で会議に参加し、ブラジルと共に各側との協調を取り、会議の成功を後押ししていく」との考えを示しました。

これに対して、ルセフ大統領は「ブラジルと中国は戦略的協力パートナーで、互恵協力の潜在力が大きく、国際問題で双方には幅広い共通認識がある」として、「国際社会が共に努力して、共通認識を集中させ、会議が経済発展や社会進歩、環境保護を促進する面で積極的な成果を上げるよう推進していくことを期待する」と述べました。