インド北部のジャム・カシミール州のレー(Leh)とその周辺地域では、洪水により死者数が166人に上り、それには23人の外国人が含まれています。被災地では救助活動が続けられています。
救助隊は10日、被災者の捜索範囲を拡大し、レー及びその周辺にある被害を受けた12の村の廃墟で、28人の兵士を含むおよそ400人の行方不明者を探しています。また、負傷者の運搬には、インド陸軍がヘリコプターを出動させました。(翻訳:ZHL)
ここ2ヶ月、新型インフルエンザの世界的な流行は比較的低いレベルにとどまっており、これはパンデミックが終息したことを意味していま す。マーガレット・チャン事務局長はこのことについて「現在はポスト・パンデミック期に移行している」と述べ、ほとんどの国では季節性のインフルエンザの レベルに戻っているものの、ウィルスが完全に消えたのではなく、局地的に感染を引き起こす恐れがあるとして、医療関係者に引き続き警戒を呼びかけました。
中国衛生省は「新型インフルエンザ防止活動の経験をまとめた上で、応急対策を改善するとともに、引き続きその抑制を行い、国民の健康と生命を守っていく」としています。(翻訳:ZHL)
甘粛省政府は10日の記者会見で、舟曲県の土石流被災地の最新状況を説明しました。
これによりますと、これまで702人の死亡が確認され、1042人がなおも行方不明に。58人の重傷者が入院しています。
さらに、道路などインフラ施設の復旧作業や堰止め湖の処理作業も順調に進んでおり、各地から救援物資も届いています。このほか、閉店していた店や銀行などの金融機構は営業を再開し、治安治安状況も良好です。
なお、一部負傷者はすでに甘粛の天水市第一病院に運ばれ、治療を受けています。(朱丹陽)
新華社通信によりますと、香港貿易発展局(HKTDC)は10日、第十四回北京•香港経済協力商談会が11月の24日と25日に香港で開催されると発表しました。
香港の中国返還後、毎年、北京あるいは香港で経済協力商談会が開催され、双方の経済協力と貿易を促してきました。
今回の商談会では、香港メーカーによる国内市場の拡大ついて協議するほか、サービス企画プロデューサー、文化創造産業とハイテク産業などを相互の補完性が強い双方のビジネス分野の協力をめぐって商談します。
香港貿易発展局大陸業務普及担当の梁国浩氏は当日の記者会見で、「これまでの一年の国際金融危機は双方の経済協力と貿易に多くの影響を及 ぼさず、双方の協力成果は返って増えている。香港の商工業界は今度の危機を通じて伝統的な欧米市場に注目する意外に、新しいチャンスを見出すべきだ、北京 などの大陸市場は香港のビジネスマンの業務拡大や市場リスクの分散にとっては最優先されるべきだ」と述べました。(翻訳:李陽)
これとは別に、中国国家地震救援隊からは80人の隊員と捜索犬12頭などが派遣されました。
救援作業には行方不明者の捜索や負傷者の救助、住民の避難、土砂崩れダムの排水などが含まれています。(鵬)