写真は3日、子どもを連れて彫像の前で水遊びする市民。「円明園十二獣首銅像」のレプリカがこのほど山西省太原の食品街に登場し、多くの市民が子どもを連れてこの特別な意味を持つ銅像を見に訪れた。銅像は長さ約8メートル、幅2メートルのプールの中に設置され、銅像の口からは水が噴出しているため、水遊びの場所と考えた市民も少なくなかった。中国新聞網が伝えた。 「人民網日本語版」より

中国の習近平国家主席は5日、メキシコの上院で演説を行い、中国とメキシコの関係や中国とラテンアメリカの協力を強化する中国の政策を述べました。

習主席は演説の中で、「今回のメキシコ訪問の目的は、友情を深め、協力を拡大し、メキシコの指導者と共に両国関係の発展の青写真を築くことだ。中国とメキシコは協力共栄を堅持し、共同発展を促進するべきだ。中国は貿易黒字を求めず、終始開放の姿勢を保ち、メキシコの製品、特に付加価値の高い製品の輸入を増やしたい。中国とメキシコは共に保護主義に反対し、対話と協議を通じて経済貿易の摩擦を解決することを堅持し、二国間貿易協力を拡大するために有利の環境を作り出すべきだ」と述べました。

この日、習主席はまた、メキシコシティで、ペニャ・ニエト大統領と共に両国企業家会議に出席し、挨拶をしました。習主席は、戦略的な目で、手を携えて努力し、両国の経済貿易協力のレベルを新しい高度に引き上げるよう、両国の企業家に希望しました。

ペニャ・ニエト大統領は、「中国はメキシコの重要な協力パートナーである。両国関係の向上は全面的な戦略的パートナーシップや双方の経済貿易協力に広い見通しを切り開いた。メキシコは有利な条件を創出し、中国企業の投資を引き出してほしい」と述べました。

中国では年1回の全国統一大学入試が6月7日始まりますが、北京の孔子廟では4日、受験生が孔子像に幸運を祈る札を掛けていました。

「金榜題名（科挙の試験に受かるように）」、「独占鰲頭（科挙の試験に首席で合格するように）」、という言葉と受験生の名前を書き込んだ札が孔子像の周りにいっぱい掛かっています。

毎年、大学入試が近づくと、多くの受験生や保護者が北京の孔子廟、国子監などに参拝して、幸運を祈ります。

EU・欧州連合は中国製太陽光パネルに対して反ダンピング税を課す仮処分を決めましたが、アナリストは、「このことは、中国とEUのいずれの太陽光パネル産業にも多くの不利な影響をもたらした。中国の太陽光パネル産業は価格の優勢を失った課題に対応するため、産業構造の調整を加速するべきだ」としています。

中国の太陽光パネルのEUへの輸出額は200億ドル余りで、中国の対EU輸出総額の約7％、中国の太陽光パネル製品輸出総額の約80％を占め、中国の凡そ1000社の企業の生存と40万人余りの就業に関わっています。

専門家は、「今回の事件で、中国の太陽光パネル産業の、核心技術と市場が外国にあるという欠点が露出した。今後企業は危機をチャンスに変え、自主革新を強化し、製品構造と市場構造を調整し、特に国内市場を拡大しなければならない」と指摘しました。

EUにとって、一部の太陽光パネルの製造業者はこの事件で利益を得ることが可能ですが、より多くの経営規模がもっと大きく、雇用能力がもっと強いEUの太陽光パネル産業の川上と川下の企業はこのために重い影響を受けることになります。

欧州独立経済研究機構の調査は、「EUが中国の太陽光パネルに対して懲罰的関税を課すことで、EUの消費者の太陽光パネルに対する需要が減少し、EUが3年内に24万2000の雇用ポストと272億ユーロ（約353億ドル）の付加価値を失うだろう」と指摘しました。