中国の電信設備生産会社の華為技術有限公司は18日に、ロンドンで世界でもっとも薄いスマートフォンを発表しました。

このAscend P6という名前のスマートフォンは厚さ6.18ミリメートルしかなく、価格は449ユーロです。これは華為技術有限公司が初めて海外で携帯電話の発表会を行ったということです。これまでに華為技術有限公司は工業展示会の開催を利用して新しいデザインの携帯電話を発表しました。

華為技術有限公司はこの携帯の発売を通じて、アイフォンとサムスン電子とスマホ分野での競争を行うと見られます。華為技術有限公司の余承東取締役は「このような携帯電話の発売台数は1000万台を超え、海外市場での売上高が全体の半分を占めることを期待する」と話しました。

華為技術有限公司は去年9月に13億イギリスポンドに上る投資額を追加し、イギリスでの業務規模を拡大したいとしています。

米国のホワイトハウスによりますと、13日午前に行われた日米首脳電話会談で、オバマ大統領は安倍晋三首相に中米元首会談の状況を伝えたほか、日米同盟関係の強化が確認されました。これについて日本の報道機関は、「安倍首相は、釣魚島及び朝鮮問題における中国の主張について米国との情報共有を望んでおり、それを今後の外交方針に反映しようとしている」としています。

安倍政権は日米同盟を日本外交の軸としており、今回の「中米元首会談」は注目を集めています。安倍首相を含めた日本の数人の政治家の歴史問題に関するこのところの失言に、米国は不満を示し、両国関係に不安定要素をもたらしています。このことから日本は、中米元首会談に警戒心を持っているとみられています。

今回の日米首脳電話会談について、日本の報道機関は「日本政府内部には『米中接近』に対する警戒心がある。米国は意識的にこれを緩和しようとしている」としています。

北京市観光委員会が発表したデータによりますと、端午の節句の3連休に、北京を訪れた観光客数は、のべ336万人で、去年同期に比べて8.9％増加しました。また、観光業収入は13億3500万元となり、去年同期に比べて13.3％増加したということです。中でも北京ガーデンエキスポが人気で、新しい観光スポットとなっています。

また、北京市内の各公園でもドラゴンボート、屈原祭など端午の節句に因んだイベントが開催されました。北京の豊台区で行われている北京ガーデンエキスポが特に人気を集め、3連休で、のべ18万7000人が訪れたということです。

宇宙飛行士の張暁光、聶海勝、王亜平（女）

  3人の宇宙飛行士を乗せた「神舟10号」は13日午後1時18分、宇宙ステーション実験機の「天宮1号」と自動ドッキングに成功し ました。「天宮1号」が打ち上げられた2001年9月以降、神舟とのドッキングに成功したのは、今回が5回目です。

13日10時48分、「神舟10号」は自動制御に転じ、自動ナビゲーションによる制御で「天宮１号」に接近しました。午後1時11分に「天宮1号」と接触し、一連の技術動作を終えた後、ドッキングに成功しました。

3人の宇宙飛行士は、ドッキング実施中「神舟10号」に滞在し、その後ドッキング通路を通じて「天宮1号」に入り、宇宙科学実験や技術実験などを行います。