中国の陳健商務次官は1日、北京での記者会見で「2009年度中国の海外直接投資額は565億ドルに達し、世界の第5位となった」ことを明らかにしました。

商務省の統計によりますと、2009年末までに、国内企業1万2000社は177カ国と地域に1万3000社の支店を設立したということです。

対外投資協力は、新しい段階を迎えた中国の対外開放の重要な内容であり、投資協力を通じて、中国は投資先の諸国との関係発展を推進しています。

この他、中国商務省は「中国対外投資協力発展報告2010」を発表しました。（万、大野）

6ヵ月にわたって行われた上海万博は10月31日に閉幕しました。イギリス、ロシア、アメリカなどの主なメディアは上海万博を高く評価しています。

イギリスのBBCは報道の中で、「上海万博は世界に中国の発展をアピールする舞台となった。『より良い都市・より良い生活』という万博の テーマを提唱するため、黄浦江をはさむ浦東会場と浦西会場では、電動バスや電気自動車を採用し、省エネエアコンや浄水システムの普及にも取り込んだ」とし ました。

ロシアのRIA通信は報道の中で、「ロシアの17の連邦は上海万博で様々なイベントやプロモーション活動に参加し、中国側と20以上の協力文書に調印した。上海万博をきっかけに、中国の来場者に現代化したロシアの発展をアピールした」としました。

アメリカのAP通信は、「中国は上海万博のために、286億元を投入して、地下鉄、空港などのインフラ整備にも力を入れ、多くの雇用を創 出した。上海を含む長江デルタ地区は万博のおかげで、100億ドル以上の観光収入を得た」と報道しました。（11/01　翻訳者：Lin　チェッカー：大 野）