廬山は中部江西省北部の鄱陽湖盆地に位置し、その雄大さ、奇絶さ、険しさ、秀麗さで世間に知られる名山です。

高く聳える峰々、湧き出る銀色の泉、雷が鳴るかのような滝、変幻自在の雲海奇観、珍しく巧みな庭園などは、廬山の魅力をたっぷり語ってくれます。

唐の李白の詩『廬山の瀑布を望む』で詠った「飛流直下三千尺、疑うらくは是れ　銀河の九天より落つるかと」は廬山の滝・三畳泉の美しさを描いたものです。それ以来、全国からの観光客は詩仙・李白が詠ったこの廬山を訪れてきました。

夏の廬山は春のように涼しく爽やかで、中国の有名な避暑地とされています。今回のシリーズ写真で廬山の魅力をたっぷり味わってください。

第18回北京国際図書博覧会（北京ブックフェア2001）が4日に閉幕しました。

開催期間中、60の国と地域から2000社以上の出版社が出展し、20万点以上の書籍を展示しました。このほかにも、およそ千回にわたる交流イベントが行われ、中国の図書の版権輸出も増加しました。

統計によりますと、今回の博覧会では2926件の版権取引が成立し、前年比で23％増加しました。このうち、版権輸出と共同出版の契約は去年より17％増え、1652件になったということです。

出版大国のオランダは、博覧会に主賓国として参加し、出展面積は主賓国中最大の1500平方メートルとなっています。主賓国からは25社の出版社と25名の作家が参加し、出版、文化などで交流を深め、作家間の交流も行われました。

アジア政党国際会議が4日、南部広西チワン族自治区の中心地南寧で開幕しました。

中国共産党中央政治局の周永康常務委員がその挨拶で、アジアの政党間の交流と協力について4つの提案を行いました。

この四つの提案とは、まず、アジアの各政党は時代の流れを把握し、共通の利益を守ること。次に、互いに平等に付き合い続け、政党間の友好交流を促すこと。第三に、発展に関する経験を分かち合い、共同の発展を推進すること。そして、交流のレベルを引き上げ、協力内容を充実させることです。

周永康常務委員は「政党間の交流と協力は非常に大きな発展の前途がある。中国共産党は各政党と手を携えて共に努力し、組織の整備や人材の育成、青少年の交流などにおける交流を強化していきたいと考えている」と述べました。

なお、今回のアジア政党国際会議には26ヶ国の52の政党や国際政党組織の137人の代表が出席しました。

中国国防科学技術工業局が明らかにしたところによりますと、衛星「嫦娥2号」はすでに、地球から約150万キロ離れた太陽―地球ラグランジュ点Ｌ2の周回軌道に入りました。これにより、中国は欧州宇宙機関(ESA)とアメリカに継いで、Ｌ2点を訪れた3番目の国となりました。

「嫦娥2号」が軌道を1周するには6ヶ月かかりますが、「嫦娥2号」はこの軌道でＬ2点をまわり、1年あまりにわたる探査活動を行う予定です。