吉林省で開催されていた第7回北東アジア博覧会は11日、閉幕しました。6日間にわたって開催された博覧会は、104カ国から5万人余りが参加し、18.8億ドルの外資を呼び込みました。

北東アジア博覧会は北東アジア地域の経済貿易にとって重要な場となっただけでなく、国際的な影響もますます大きくなっています。今回の博覧会では、北東アジア地域以外の国から参加した政府要人、ビジネス関係者が60％以上を占めました。

2010年までに、中国の対米投資は累計60億ドルに達し、アメリカの外資のうち伸び率がもっとも速い国となっています。

アモイの中国国際投資貿易会に出席したアメリカ商務省の役員バリー・ジョンソン氏は、「2005年から2010年にかけて、中国の対米投資は53％増えた」と述べました。

一方、中国の陳徳銘商務相は、「現在世界178の国や地区に中国からを投資している。2010年、中国の対外投資企業の海外での納税額は117億ドルに達し、現地の78万人の雇用問題も解決した。国際投資協力の発展は中国および相手国にも大きな利益をもたらしている」と述べました。

統計によりますと、1月から8月にかけて、チベット自治区を訪れた国内外の観光客は前年同期より22．1％増の延べ621万人に達しています。また、観光収入は前年同期より42.7％増の63.4億元（約793億円）に達しました。

外の華僑華人が、辛亥革命百周年を迎える様々な記念行事を行っています。

アメリカのワシントンD.C.、メリーランド州、バージニア州などに住む華僑華人は、ワシントンのチャイナ・タウンに集まり、辛亥革命百周年を祝い、始まったばかりの「辛亥革命百周年記念写真展」を見学しました。ワシントン地区の中国平和統一促進会の責任者は「写真展を通じて、過ぎ去った百年の歴史を振り返ることができた。華僑華人はどこに住んでいても、祖国の平和統一を夢見ている」と述べました。

カナダの華僑華人がオタワ市で行った記念活動には、中国政治協商会議の代表団が参加しました。代表団の団長を務める政治協商会議の万鋼副議長は、「辛亥革命の記念活動を行うことは、中華民族の愛国精神を発揚し、団結精神を尊び、統一の精神を求めることである」と強調しました。

メキシコの華僑華人も記念活動を行い、「我々は孫文の愛国主義精神を発揚して、祖国の建設と発展に関与し、台湾独立に反対し統一を促す活動に積極的に参加する」としています。