辰年初日、旧暦の元日である23日、中国の主な観光都市と観光地は多くの人で賑わい、全国の春節観光市場は活気付いています。

全国の旅行・観光関係部門によりますと、全国の各主要観光都市や観光地は、天気に恵まれ、豊富なイベントが開かれたことなどから、観光客で賑わったということです。また、天津では各観光地で多彩な民俗イベントを開催し、観光客に好評でした。一方、長春でも観光のピークを迎え、偽満皇宮博物院、浄月潭国家重点観光地、蓮花山スキー場などの観光地は、広東省や江蘇省、浙江省などから観光客を引きつけました。この他に、長春では最大規模の伝統的な特色がある室内新春廟会、縁日が開かれ、数万人以上の市民と観光客が訪れました。

南方でも観光のピークを向え、上海の東方明珠テレビタワーを訪れた観光客は1日で延べ2.2万人、去年の同じ時期に比べ16％増加しました。杭州の霊穏寺観光地区では去年の同じ時期に比べ38.9％増しの延べ5.82万人が訪れたということです。