韓国企画財政省が4日、「韓国の為替市場が大幅な変動を見せるならば、韓国政府は介入し、為替市場の安定対策を講じていくだろう」と明らかにしました。
また、韓国企画財政省は「日本政府の為替市場の介入により、アメリカ、日本、及びEU・欧州連合の為替政策に矛盾がでた。近いうちに、韓 国の為替市場が大きく変動する可能性がある。特にアメリカ連邦準備制度理事会が緩和した通貨政策の再度実施を示唆した後、アジアの通貨は全体として強みを 見せていることから、韓国政府は主な国の通貨の動向と他の国の為替政策に注目し、それ相応の措置を講じていく」と表明しました。(翻訳:Katsu チェック:Kokusei)
第8回アジア欧州会合(ASEM)の首脳会議が4日、ベルギーのブリュッセルで開幕します。48の加盟国の指導者や代表が参加し、民生問題を中心に議論される予定です。
2日間にわたって開かれる今回の会議は「民生の改善 公民の福祉と尊厳の向上に向けて」がテーマで、世界の金融と経済のガバナンス、持続可能な発展、アジア・欧州の社会と文化の交流及びASEMの今後の発展、国際・地域問題について議論が行われます。
欧州理事会のヴァンロンプイ議長と欧州委員会のバローゾ委員長及びベルギーのレテルメ首相の招きを受け、また、中国とEUの話し合いにより、中国の温家宝首相は今回の会議に出席します。(翻訳:Yan、Kokusei)
「国連気候変動枠組み条約」作業部会第12回会議及び「京都議定書」 作業部会第14回会議が10月4日から9日まで、中国の天津で行われます。加盟国、オブザーバー国、国連関連機構、政府間組織などから3000人余りが参 加し、中国国務院の戴秉国国務委員が開会式に出席し挨拶しました。
戴秉国国務委員は、「中国政府は気候変動を高く重視し、一連の積極的な政策と行動をとり、著しい効果を挙げた。中国政府は2020年まで に温室効果ガスの排出を抑制する行動目標を掲げ、経済構造の調整、省エネ、エネルギー効果の向上、再生可能なエネルギーの力強い発展などの手段を通じて、 以上の目標実現を確保していく」と紹介しました。
今回会議はカンクン会議前に開かれる最後の協議であり、中国で初めて開かれた国連気候変動枠組み条約関連の会議でもあります。(翻訳:Yan、Kokusei)
会議には、アジア各国の促進会会員や海峡両岸および香港、マカオの専門家、各国の華僑団体の代表者らが参加し、中国の平和統一に向けてアイディアを出し合い話し合うことになっています。(閣、大野)
チベット林業庁によりますと、チベットで保護されている野生動物の数がここ数年大幅に増えたことが分かりました。
現在では、チベットには795種類の野生脊椎動物が生息しており、うち、125種類が国の重点保護対象となっています。こうした保護動物 数の個体数が大幅に増え、チベットカモシカは1990年代半ばの7万頭から2007年の15万頭に、オグロヅルは3000羽から6000羽になりました。
現地の住民は、野生動物と人間が近距離で触れ合うようになったといいます。さらに、野外で野生動物を鑑賞するのが人気の観光プログラムになっているということです。(閣、大野)