中国南部、海南省で連日の豪雨により、6日午後までに数十万人が被害を受け、そのうち13万2000人余りが避難しています。
地元では、豪雨の影響で5つのダムで被害が発生し、多くの道路が損壊しています。死傷者や行方不明者の数は、まだ明らかになっていません。(鵬)
これは、ニューヨークの国連本部で行われた定例の記者会見で述べたものです。これについて、パン・ギムン事務総長は「パレスチナとイスラエルの交 渉は最重要問題を解決するためのもので、交渉のためのものではない」と指摘した上で、中東和平ロードマップにしたがって、引き続きヨルダン川西岸のユダヤ 人入植地建設を凍結するよう、イスラエルに求めました。同時に、リビアで開かれるアラブ連盟の会議に出席するアラブ諸国の指導者が交渉を継続させ、パレス チナ自治政府のアッバス議長を支援するよう呼びかけました。
パン事務総長はこのほど、パレスチナのアッバス議長とイスラエルのネタニヤフ首相、アメリカのミッチェル特使とそれぞれ会談しました。各側は「引き続き和平ロードマップをすすめるとともに、当面の問題を解決する方法を探っていく」と表明しました。
イスラエルが実施していたヨルダン川西岸のユダヤ人入植地建設の凍結措置は、9月26日に期限切れとなりましたが、措置を延長するかどう かについてはまだ決まっていないため、交渉が難航しています。このほどアッバス議長は「入植地建設を凍結しない限り、交渉には応じない」と表明しまし た。(朱丹陽)
これはキャンベル国務次官補がソウルで韓国の政府高官と会談した際述べたものです。キャンベル国務次官補はその中で「現在、朝鮮は非核化の問題に おいては消極的な態度を示している」と述べ、「2005年に朝鮮の核問題に関する第4ラウンドの6ヶ国協議で行った核計画の放棄に関する確約を履行するよ う」改めて促しました。(翻訳:ZHL)
温家宝首相は、EUが中国の核心的利益と関心を持つ問題を確実に尊重した上で、より積極的で、前向きな対中政策を実施するよう求め、中国政府の立 場を表明しました。また「中国はヨーロッパと共に努力して、双方の経済と貿易の均衡とかつ持続可能な発展を促していきたい。また、気候変動への対応、エネ ルギー安全の確保、地域問題の適切な解決などでもともに努力していきたい」と強調しました。
このほか、人民元為替問題でも客観的、公正な立場をとり、積極的な役割を果たすよう、ヨーロッパに求めました。
これに対して、ヨーロッパ側は、中国が世界的金融危機の対応で果たした重要な役割を高く評価した上で、「対中関係はEU外交政策で最も重 要な位置を占めている」と表明しました。また「EUは貿易や通貨争いを含めたいかなる形の保護貿易主義にも反対する。双方の貿易協力と相互投資をより拡大 するとともに、国際問題で中国との意見交換や協調を進めたい」としていした。さらに、「国際金融危機や気候変動を含めた世界的な挑戦に中国と共同で対応し ていきたい。さらに、G20 ソウルサミットが成果を挙げるよう働きかけていきたい」としていました。(朱丹陽)