連合ニュースはこの日の軍当局の話を引用して、「サミット期間中起こる可能性のある軍事挑発とテロ活動に備えて、軍当局は対応のための準備作業を急いでいる」と報道しています。
チベット自治区統計局は28日「今年1月から9月までの同自治区のGDP・国内総生産額が昨年同期比12.2%増の354億500万元(4280億1704万円)に達した」と発表しました。
同局によりますと、自治区内では工業が成長傾向にあり、投資規模が拡大を続け、消費が引き続き活発化しており、対外貿易と観光業が急成長している他、物価が穏やかに上昇しているということです。
なお、1月から9月までに、同自治区を訪れた内外からの観光客は昨年同期比22.6%増の582万7800人に上りました。(ジョウ&中原)
中国の温家宝首相は29日、インドのシン首相と会談した際、今年年末までにインドを訪問する意向を示しました。
温家宝首相は「今回は私たち2人の10度目の会談だ。毎回会談する度に私は嬉しく思う。シン首相はかつて『中国とインドは幅広い分野にお いて、共同発展を追求することができる』と話したが、それに対して私は、中国とインドはより幅広い分野において協力することも可能だと一言を加えた。私た ちは強い歴史的責任感を持って中印関係に対応し、その促進に取り組んでいる。私たちの意思疎通の強化は両国関係の健全かつ安定した発展を維持するためのも のである。次回のインド訪問で目指す成果を得るために、今日は大きな方向性という面でコンセンサスを得て、次回訪問の礎とするべきだ」と述べました。
これに対しシン首相は「過去6年間、私たち2人は10度にわたる会談を重ね、いずれも成功を収めてきた。インドと中国の国交樹立60周年に際し、われわれは、今年年末前の温首相のインド訪問を大いに歓迎する」と述べました。(翻訳:董燕華)
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は29日、「9月末までに、中国銀行業の国内総資産(人民元・外貨)は昨年同期比20.4%増の90兆6000億元(1095兆2370億円)に達した」と発表しました。
一方、銀行業の国内債務総額(人民元・外貨)は昨年同期比19.8%増の85兆2000億元(1029兆9910億円)に上ったということです。(ジョウ&中原)
中国の楊潔チ外相は29日午前、ハノイで日本の前原誠司外相と会談し、釣魚島問題における中国の厳正な立場を改めて言明しました。
会談の席で、双方は中日関係や関連問題について意見を交換し、中日関係の維持と推進に努めることが両国、両国民の根本的な利益に合致するとの考えで一致しました。また、通常の接触を保ち、中日関係の改善と発展のために共に努力することに同意しました。(翻訳:董燕華)