2012-10-31 00:00 |
各紙によれば宮城県が年内に申請を目指す水産業復興特区の適用対象となっている宮城県石巻市の「桃浦かき生産者合同会社」について、県漁協は30日の経営管理委員会で、組合員としての加入を正式に認めた。記者会見した菊地伸悦会長は、特区制度に反対の立場に変わりないことをあらためて強調した。桃浦地区のカキ養殖業者と仙台水産(仙台市)が出資した合同会社の加入条件として、県漁協は(1)県漁協の衛生対策に協調する(2)かき部会に参加する(3)共同販売事業への参加などについて誠意をもって話し合う-など五つの付帯意見を付けたという。 |
2012-10-31 00:00 |
福島市は29日、東北6県の代表的な祭りが競演する「東北六魂祭」を来年、市内で2日間の日程で開催すると正式発表したと各紙が報じた。東北六魂祭は県庁所在地6市で順次開いている。昨年7月の仙台市で始まり、今年5月に盛岡市と、東日本大震災被災地での開催が続いており、福島市で3カ所目。開催日は現時点で未定で、年明けに詳細な内容とともに発表するという。 |
2012-10-30 00:00 |
原子力規制委員会は29日、今月24日に公表した各地の原発で過酷事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測をめぐり、東京電力柏崎刈羽原発や九州電力玄海原発など6原発の予測結果に誤りがあったと発表したと各紙が報じた。他の4原発は日本原子力発電東海第2原発、敦賀原発、北陸電力志賀原発、九電川内原発で、いずれも放射性物質が拡散する方角がずれていた。予測の基となるデータを提供した電力会社の指摘で発覚した。規制委は「地元に混乱を与えて大変申し訳ない」と謝罪し、関係自治体に内容を説明したという。 |
2012-10-30 00:00 |
各紙によれば次世代のエネルギー源として注目されるメタンハイドレートが日本近海の広い範囲で、海底下数メートルの浅い場所に存在する可能性があることが新たに分かったと、北見工大と明治大などのチームが29日発表した。オホーツク海や日本海で発見し、回収にも成功。メタンハイドレートの資源化を前進させることも期待される。これまでも太平洋を中心に海底下数10~数百メートルで見つかっていたが、極めて浅い場所で見つかったことで、経済的にも優位になる可能性がある。チームが発見したのは、北海道網走市沖のオホーツク海、秋田、山形、新潟各県沖合の日本海の海底という。 |