各紙によればパナソニックは9日、自分撮り」機能や、公衆無線LANサービス「Wi-Fi」機能を取り入れたデジタル一眼カメラ「ルミックス DMC-GF6」を4月24日に発売すると発表した。約180度可動する液晶画面を搭載しており、画面を確認しながら自分を撮影できる。また、写真をスマートフォンやタブレット型端末に簡単に送ることができる。市場想定価格は5万5千円前後(レンズ別)。月2万台を見込むという。
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は10日、日本銀行による新たな金融緩和策について「日本がさらに成長を進めるには、金融緩和に頼る必要がある。それを踏まえれば、野心的な緩和策は前向きな一歩だろう」と評価したと各紙が報じた。ニューヨーク市内で講演した。一方、日本の財政については「地方などを含めた公的な債務残高は国内総生産(GDP)比で245%にのぼっている。私には、日本の財政はますます持続が不可能になっているようにみえる」と指摘した。
各紙によれば牛丼チェーン「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスは10日、価格体系を18日から変更すると発表した。牛丼の「並盛」は現行の380円から280円への値下げ。米国産牛肉の輸入規制が2月に緩和されたことに伴い、材料の調達難で一時販売休止に追い込まれた2004年時点の価格水準に引き下げるという。
米ハワイアン航空のマーク・ダンカリー代表取締役兼最高経営責任者は10日、仙台市内で記者会見し、国際定期便仙台-ホノルル線の6月就航に向け「アメリカ本土とハワイの人々に東北の魅力を伝えるのも使命のひとつ」と語ったと河北新報社が報じた。ダンカリー氏は会見で「仙台圏を含む人口300万人の南東北は重要な地域。需要が高まれば、増便を検討したい」と明言。旅行業者と連携して東北全域から利用客を集め、「80%の搭乗率を目指す」とした。この後、宮城県庁で村井嘉浩知事と懇談し、「東日本大震災に衝撃を受けた。復興の一助になるよう最善を尽くす」とあいさつ。