16日の東京株式市場は、日経平均株価が前日の終値より54円22銭安い1万3221円44銭で取引が終わったと各紙が報じた。米東部ボストンの爆発事件などを受けて、同日朝の取引開始直後には前日の終値に比べて270円を超えて値下がりしたが、午後には前日終値を一時的に超えるなど、荒い値動きとなった。
各紙によれば三菱電機は、鎌倉市上町屋にある鎌倉製作所内に新たに建設した「人工衛星生産棟」を報道陣に公開した。5月下旬に稼働すると人工衛星の生産能力は2倍になり、国内衛星のほか海外衛星の受注拡大も目指す。新棟は6階建てで、延べ床面積約7820平方メートル。人工衛星を組み立てるスペースは精密機器の人工衛星に塵がつかないようにする「クリーンルーム」になっているほか、気温や湿度が一定に保たれているという。
各紙によればKDDIは16日、同社が販売した米アップル社製通信端末のいPhoneとiPadで同日朝から起きていたメール送受信障害が午後1時半ごろにほぼ復旧したと発表した。メールをリアルタイムで自動送受信できない症状が発生していた。最大288万台の端末で発生した可能性があるという。このトラブルは午前8時8分に発生。KDDIでは栃木県にある小山ネットワークセンター内のメールサーバにあった不具合が原因だと見ている。午後1時29分にほぼ復旧した。このトラブルは一般携帯電話機やアンドロイド端末では起きていないという。