中国林業局砂漠化防止事務室の劉拓主任は4日北京で、「近年、中国は資金投入の拡大、国際協力の強化などを通じて、砂漠化の防止と管理において大きな進展を得た。以前の砂漠化の拡大傾向は現在は縮小し、方向転換を実現した」と述べました。

この日、国務院報道弁公室が行った記者会見で劉主任は、「1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた環境と開発に関する国連会議で採択された砂漠化対処条約を、中国は積極的に守り、土壌の退化と砂漠化を防止するために、毎年10億元投資している。また、幅広い動員方法を通じて、砂漠化の防止と管理に社会のすべての人が共に参加できるようにするなど、一連の政策を実施してきた。同時に、中国は国際協力を強化し、数十億ドルの外資を集め、中国の砂漠化の防止と管理を有効に促進し、農業の増収と持続可能な発展能力の向上を促してきた」と述べました。

中国工業情報化省の楊学山次官は5月31日、北京で、「中国は6つの措置を講じて、ソフトウェアと情報技術サービス業の健全かつ急速な発展を推進していく」と述べました。

これは楊学山次官がこの日、第16回中国国際ソフトウェア博覧会の開幕式で述べたものです。これらの措置には、革新要素を企業に導くこと、企業を主体とした革新体系を構築すること、基幹企業を育成し、産業リンゲージの協力を強化すること、ソフトウェア都市やソフトウェアと情報サービス業のモデル基地の建設を推進することなどが含まれます。

現在、ソフトウェア産業の発展を加速することは、国が科学技術の発展をけん引し、国の競争力を高めるための効果的な手段となっています。

中国衛生部はこのほど、初の児童の栄養発展報告を発表し、中国の貧困地区の栄養問題が依然として大きく、農村地区の児童の出生時の低体重率（誕生時の体重が２５００グラム以下の子供の割合）と成長遅緩率が都市部と比べ3～4倍となっていることを明らかにしました。

衛生部母子保健と社会衛生局の秦懐金局長は、31日に行われた記者会見で、「ここ数年、中国の児童の栄養情況は改善され、都市部の児童の平均成長レベルはWHO・世界保健機関に定められている児童成長基準に達し、欧米諸国の同年齢の児童の平均レベルに近づいている。しかし、都市と農村の児童の間では、著しい差が存在している。貧困地区の児童の栄養問題が大きく、両親が外地で出稼ぎに出ていてひとり家で留守を守る児童の栄養情況を改善していく必要がある。また、都市と農村の児童の肥満問題も現れてきている」と述べました。