朝鮮のク・ボンテ貿易次官は2日、第4回北東アジア経済貿易協力ハイレベル・フォーラムに出席し、「朝鮮はすでにラソン市を経済貿易特別区に指定し、これを世界的な加工貿易区に建設していく長期的な計画を立てた」と発表しました。
ラソン市は朝鮮の東北部にあり、中国やロシアと接しています。別の報道によりますと、今年の初め、朝鮮はラソンを特別市(直轄市)に格上 げし、ケソン(開城)とピョンヤン(平壌)につぐ朝鮮の第3の特別市にしており、ここは中国やロシアと隣接する唯一の特別市となりました。
ク・ボンテ次官は今回のハイレベルフォーラムの席上「朝鮮は生産、建設、社会発展など面でこれまでにない大革新と大飛躍を目指しており、 ラソン特別区の開発を積極的に進めている。朝鮮はラソン経済貿易特別区を世界的な加工貿易区と中継貿易区にしていく」と述べた上で、北東アジアの国々が相 互信頼と協力を一段と強化するよう呼びかけました。そして「朝鮮は自主、平和、親善という対外政策の理念に従って、北東アジアの国々との協力関係の拡大に 努めていく」と述べました。(翻訳:董燕華)
イスラエルのナタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長は1日ワシントンで、交渉を通じてパレスチナとイスラエル間の恒久的な和平を実現し、1年内に和平協定を結ぶため努力していくことを表明し合いました。
アメリカのオバマ大統領はこの日ホワイトハウスで、パレスチナとイスラエルの交渉再開の儀式を主宰しました。
ネタニヤフ首相はオバマ大統領と会談した後、「歴史的な妥協を行なうつもりであり、これによって双方の間の和平が実現できることを信じている」と述べました。
アッバス議長は、「1年内にイスラエルと和平協定に達する可能性がある」と述べました。(翻訳:玉華)
中国の楊潔チ外相は2日北京で、アシュトンEU(欧州連合)外交安全保障政策上級代表と会談し、双方の戦略パートナーシップの強化について幅広く意見を交換しました。
楊外相は、「中国はアシュトン上級代表の来訪を非常に重視し、アシュトン氏が中国とEUの関係を推進させるために払った努力を高く評価する。今回訪問は必ず成功を収めるだろう」と述べました。
楊外相は、これに先立ち貴州で行われた中国・EUハイレベル戦略対話に触れた際、「双方は多くの重要な問題について幅広く検討し、重要な共通の認識に達した。これは今回の対話にとって重要な意義がある」と述べました。(翻訳:董燕華)
中国の梁光烈国防相は1日、メキシコのメキシコシティーでガルバン国防相、それにセナズ海軍長官とそれぞれ会見しました。
梁光烈国防相は席上「ここ数年、中国とメキシコの関係は良好に発展している。これに伴い両国軍隊の関係もかなり発展してきた。中国はこの関係をさらに強め、各分野での交流と協力を強化しつづけ、両国軍隊の関係をより良くしていきたい」と語りました。
これにに対し、ガルバン国防相は「メキシコは両国軍隊の関係発展大きな期待を寄せている。双方は交流の強化を通じ、さらに協力分野を拡大していくべきだ」と述べました。
最近、「Ospop」という中国国産ブランドの運動靴が欧米諸国で大人気を呼び、好調な売れ行きを見せています。実は、この運動靴は「解放靴」の 愛称で呼ばれていた中国人民解放軍の軍靴を改良してつくったものです。一方、中国国内でも、「解放靴」を始めとする昔の国産品が若者たちに愛用されるよう になり、昔のトレンドが戻ってレトロなムードに溢れています。
北京では、若者の文化ファッションセンターとされる南鑼鼓巷辺りを歩くと、メークもヘアスタイルも現代的でスタイリッシュな若者が軍用靴 にセーラー服を身につけ、軍用カバンを持ちながら歩いている姿をよく見かけます。さらに、1970年代と80年代に一時流行した「飛躍」や「回力」という 国産ブランドの運動靴も今「ナイキ」や「アディダス」に取って代わり、若者の愛用品になっています。
これを受けて、社会学者は「いまの若者は思想解放の時代に恵まれ、様々なカルチャーショックを受けながら成長してきたため、自由と個性を 求めている。一方、伝統的な中華文化は善良、素朴、平等を提唱し、現実の中の功利主義とずいぶん異なっている。煩わしい都市生活の中で人々は癒しを求め、 昔の古き良きモノを懐かしく思うようになる。これがレトロブームになっている理由の一つだ」と見ています。(09/02 翻訳者:Lin チェッカー:吉 野)