今後5年間で、中国の中央政府はチベットの衛生事業の発展に40億元(約500億円)を拠出します。
これは、衛生省共産党組織の張茅書記が28日にチベットで行われた関連座談会で明らかにしたものです。その際、張茅書記は「2006年以来、中央政府はチベットの衛生事業に合わせて25億6000万元(約320億円)を投入してきた」と述べました。
中央政府の計画によりますと、2015年までにチベットの都市部と農村部をカバーする基本的医療衛生制度を設立するということです。(Katsu/丹羽)
イランを訪問中の中国共産党中央政治局の李長春常務委員は現地時間の28日、テヘランでアフマディ・ネジャド大統領と会談しました。
席上、李長春常務委員は中国の「交渉でイラン核問題を解決する主張」を重ねて表明し、イランと関係各方面がチャンスをつかみ、前向きな姿勢を示して、対話と交渉でイラン核問題を適切に処理することに期待を示しました。
これに対して、アフマディ・ネジャド大統領は、イランが中国と共に各分野での実務的協力を推進して、両国の共同発展を実現するために努力する考えを示し、核問題について交渉による解決に力を入れていくとの姿勢を表しました。(翻訳:ヒガシ)
傅瑩外務次官は北京で28日、来月に行われる予定の第13回中欧首脳会合で3つの目標の実現を希望していることを明らかにしました。
傅瑩外務次官は温家宝首相が来月、ブリュッセルで開かれる予定の第13回中欧首脳会合に出席することを紹介した際「今回の会合はEUが 『リスボン条約』を発効してからはじめての中欧首脳会合で、双方にとって新たな起点になる」として「まず、中国は、マクロと戦略上で双方の関係発展の方向 性を決めること、そして、次の段階の各分野の協力を計画し、中欧対話メカニズムを整理すること、さらに世界的な課題での意思疎通と協調性を強化して、共に G20ソウルサミットとカンクン気候変動会議で収めた成果を推進することの3つを主張する」と述べました。(翻訳:ヒガシ)
韓国観光公社は28日、今年延べ200万人の中国人観光客が韓国を訪れる見込みだと発表しました。
それによりますと、今年1月から8月までに、韓国を訪れた中国人観光客は去年同期より44.6%多い126万2000人に達しました。
中国人観光客へのビザ発給手続きが簡素化されてから、韓国を訪れた中国人観光客は急増しており、今年は200万を越え、再来年は300万人を突破する見込みだということです。
一方、韓国を訪れた日本人観光客数は減りつつあります。今年1月から8月まで、韓国を訪れた日本人観光客の数は去年同期より2.77%減って194万7000人でした。(Katsu)
中国人民政治協商会議ラサ市委員会成立50周年記念大会が28日、ラサで開催されました。
1960年にチベットの民主的改革が大きな成果を収め、チベットの百万の農奴が解放されたのに伴い、政治協商会議ラサ市委員会も成立しま した。この50年来、ラサ市各級の政治協商会議と委員は「団結と民主」という2つのテーマを念頭に政治協商、民主監督、参政議政という職能を真剣に履行 し、これまで3000件の提案、意見と建言などを行い、ラサの安定した発展と繁栄に欠かすことの出来ない役割を果たしてきたのです。(翻訳:玉華)