2013年に卒業する大学生への、就職動向についてのアンケート調査によりますと、中国の大学卒業生は今年、就職内定率が去年同期を下回ったということです。この調査は中国のIT業界の大手会社テンセントとコンサルティング会社マイクスが昨年12月12日から先月11日まで、専門学校の学生と大学生それに大学院生、あわせて10940人を対象に行ったものです。

報告によりますと、大卒生の就職内定率は専門学校の学生が35％、大学生が38％、大学院生が29％となり、去年同期に比べ、9％、8％、7％それぞれ減少したことが分かりました。

また、報告は、減少した理由として、マクロ経済情勢の影響で、多くの企業が雇用人数を縮小したことにあると分析しています。

広州市の都市計画当局は2月28日、子ども専用の公園を14ヶ所新設すると発表しました。これは、数、規模ともに中国国内で一番となります。全て無料開放で、2015年までに完成する予定です。

広州では、14歳以下の子どもは人口の約14％を占めています。しかし、子どもの公園は1ヶ所しかなく、休日にはいつも混んでいるということです。

中国の民間調査機関、胡潤研究院がこのほど発表した「世界の富豪ランキング2013」では、不動産業界の富豪トップ10のうち7人が中国人だということが分かりました。

このランキングは、資産額が10億ドル以上の人が対象で、合わせて1453人が選ばれました。富豪の数の多い順で上位5都市はモスクワ、ニューヨーク、香港、北京、ロンドンです。

業界別では、不動産業界が最多の219人。続いて通信・メディア・科学技術業界の200人、投資業界の169人となっています。

中国電力企業連合界が、28日に発表した「2013年全国電力供給と需要に関する分析および予測報告」によりますと、全国の発電の設備容量は今年の末までに、約12.3億キロワットに達し、世界一になる見込みだということです。

報告は今年、中国の経済成長が穏やかに進むにつれ、電力需要が拡大すると分析してます。