中国国家統計局が13日に発表したデータによりますと、4月の全国一定規模以上の工業企業（国有企業と年間売上高が2000万元 以上の非国有企業）の実際成長率は9.3%で、先月比で0.4ポイント上昇しました。

業種別で見ますと、41業種のうち40業種の付加価値が昨年同期に比べ成長しました。内訳を見ますと紡績業は10.1%、黒色金属（鉄、マンガン、クロムを指す）製錬と圧延加工業は9.2%、自動車製造業が12.9%、電気機械と機材製造業は10.6%、コンピューターや通信、その他の電子設備製造業は10.7%伸びました。

製品別で見ますと、464種の工業製品のうち321種の製品が去年同期に比べ伸びています。そのうち発電量は6.2%増の3994億キロワット時、鋼材は8.1%増の8761万トン、乗用車は15.5%増の109万8000台でした。

中国外貨管理局は12日、「外国投資家の中国国内における直接投資の利便化を図るため、このほど『外貨管理局による＜外国投資家中国国内直接投資外貨管理規定＞および関連書類の通知』を発表した。外国投資家による直接投資の外貨管理をさらに明確化すると同時に、これまでの一部書類を廃止した」と発表しました。

この規定は去年12月に実施された政策調整を基礎に、外貨登録、口座設立と利用、資金の出し入れ、外貨売買などに関する流れと政策を簡素化したものです。これによって、外国投資家の直接投資、海外からの直接投資をめぐる外貨管理は登録を主とする政策枠組みがほぼできあがったということです。

中国の中央銀行である中国人民銀行は、今年第１四半期における通貨政策の実施状況に関する報告を発表しました。報告は、中国経済の長期的な成長基盤には根本的な変化が起きていないことを確認した上で、「マクロ政策と経済構造調整が作用し、中国経済は安定的な発展という基本姿勢を維持するだろう」と強調しました。

報告によりますと、当面の経済運行には依然リスクと課題が多く、一部の「古くからの問題」が際立っています。主に、経済を安定して運行できる基盤がまだ固まっておらず、国内の成長力を増強する必要があること。そして、一部企業の債務が増加し、地方の融資ルートがいっそう複雑化していることです。同時に、主要経済体の金融緩和策によるマイナスの影響が拡大し、国内の信用の周期的な拡張を後押ししています。

これへの対応策について報告書は、「経済構造の調整と改革のさらなる加速や、経済発展モデルの転換によって、新たな持続可能な成長ポイントを生み出し、国内の成長力と活力を増強すべきだ」としています。

5年前の四川大地震（ブン川地震）で大きな被害を受けた四川省綿竹市を再訪した。当時の廃墟はすでに跡形もなく、山々は生い茂る木々によって傷跡が覆い隠され、田畑で忙しくはたらく人々からは笑い声が度々上がり、うっとりする花の香りが風に乗ってやってきた。

四川大地震で大きな被害を受けた綿竹市は5年間の復興を経て様変わりした。「人民網日本語版」より